CACTUS SILK(カクタスシルク)とは
カクタスシルクとは、モロッコに自生するリュウゼツランというサボテン科の植物から紡がれた天然の植物繊維のことです。 別名『sabra(サブラ)』『モロッカンシルク』『ヴィーガンシルク』とも呼ばれており、名前の通りシルクのような光沢があるのが特徴です。
ラグやクッションカバーはカクタスシルクの糸とコットン糸をMIXして織られているため、肌触りが良くさらりとした質感に仕上がっています。プフはラグから作られている、人気アイテムのひとつです。
ベルベル人の伝統模様が手刺繍で施されており、素朴で温かみのある雰囲気が魅力です。 作り手が感覚で刺繍していくため、似たような模様でも色使いや位置などに違いがあり、ひとつひとつ個性があります。モロッコの職人が手織り、手刺繍で作る、一点物となっております。
店主のイチオシポイントは、刺繍がぷっくりしているもの(ぷっくり感ひとつずつ違います!)、クッションカバーのフリンジがもけもけしているもの(カクタスシルクの糸で作られたフリンジはもけもけ、コットンの糸のフリンジはすっきりめ)です!
ひとつひとつ違う小さな個性があり、可愛いポイントも様々なので、ぜひ一点一点じっくりご覧ください♪
ネップについて
ネップとは糸の繊維が絡み合ってできた節(糸のかたまり)のことです。綿やリネンなどの天然素材の糸によくみられる現象で、カクタスシルクも植物の繊維からできているため、織物の所々にネップがあります。これはこの素材の特徴であり味でもあるので、基本的にはそのままお客様のお手元へお届けしています。
クッションカバーなど小さいものはネップが少なく、逆に目立ってほつれのように見える場合もあるので、そのようなものに関しては、検品時にお手入れをして目立たないようにしています。
ラグやプフ、ロングクッションカバーは面積が広い分ネップも多くみられるものもあるので、自然な風合いを壊さないよう、なるべくそのままの状態でお届けしています。(使用上問題がありそうなところは、検品時にお手入れをしています。)
人の手で作られた『温かみある手仕事の物』を皆さまにお届けしたい、カクタスシルクの自然な風合いをそのままお届けしたいという想いから、このような対応をさせて頂いております。疑問点などありましたら、お気軽にお問い合わせください。
※ネップがどうしても気になるのであれば、ご自身でお手入れすることも可能です。
手芸用のかぎ針(細めがおすすめ)を裏面から気になる箇所に刺し、ネップを引っかけて中に引き抜きます。そうすると表面にあったネップが裏面へ移動します。刺繍から飛び出た糸なども、同様の方法で処理することができます。